感じて、語る。ブラインドコミュニケーターとめぐる、雑談型アート鑑賞プログラム
新宿歌舞伎町春画展の特別イベントとして、雑談型アート鑑賞プログラムを開催します。
ブラインド・コミュニケーターをゲストに迎え、「見える世界」と「見えない世界」をつなぎながら、アートを対話的に楽しむ体験型イベントです。
春画は、身体や関係性をユーモラスに描きながら、人の欲望や日常を肯定してきたアート。
視覚に頼らず、触覚・聴覚・言葉を通じて作品や空間を感じ取るゲストの視点と、参加者それぞれの気づきやその小さな違いを言葉にして共有しながら、重ねることで、新たなアートの魅力にであえる雑談型鑑賞は、まさにその精神と通じる「真面目すぎない楽しみ方」。
「何が見える?」と「何に見える?」を自由に語り合えば、春画の奥に潜む人間らしさや、時代を超えて響く感覚が浮かび上がります。
見て、笑って、語り合う——春画展ならではの作品の新しい鑑賞体験が生まれるかも。
日時
第1回
日時:9月24日(水)17:30〜、19:30〜
各回60分程度
ホスト:天尊(Smappa! Hans Axel von Fersen所属ホスト、歌舞伎町能舞台ディレクター、書道家)
スペシャルゲスト:関場理生(ブラインドコミュニケーター)
第2回
日時:9月29日(月)17:00〜、19:30〜
各回60分程度
ホスト:本屋しゃん(新宿歌舞伎町春画展 プロジェクトマネージャー)
スペシャルゲスト:石井健介(ブラインドコミュニケーター)
その他開催概要
定員:各回6人(先着順)
会場:新宿歌舞伎町能舞台(東京都新宿区歌舞伎町2-9-18 ライオンズプラザ新宿 2階)
参加費:無料
※ただし、本イベントへのご参加は「新宿歌舞伎町春画展」チケットが必要です。別途ご購入ください。受付で展覧会チケットのご提示をお願いいたします。
※なお、一度「新宿歌舞伎町春画展」のチケットをご購入いただいた方は、イベント毎に展覧会チケットのご購入は不要です。イベントチケットのみご購入ください。イベント受付時に展覧会チケットをご提示いただくので大切に保管ください。
企画:株式会社ヘラルボニー
アクセシビリティ情報
・会場の受付と入場口付近に一部段差がございます。段差のない環境でのご入退場ご利用を希望される場合、下記のフォームにてご回答ください。ご来場の際は、スタッフが立ち会いとご案内をさせていただきます。
・会場内でご利用いただけるトイレの種類に限りがございます。多機能トイレ・オストメイト対応トイレのご利用につきましては近隣のトイレをご案内いたしますので、スタッフまでお声がけください。
そのほか、こちらのウェブページをご確認いただくか、ご不明点がございましたら「必要なサポートについて(自由記述)」よりご記載ください。
注意事項
イベント当日、映像・スチール撮影およびメディア取材が入る可能性があります。
撮影した写真は各メディア及び弊社HP・SNSで使用する場合がございます。あらかじめご了承ください。
やむを得ない事情により、出演者・内容等が変更となる場合があります。
スペシャルゲスト プロフィール
ブラインド・コミュニケーター 石井健介

フォトグラファー
「小禄慎一郎」
PROFILE
1979年生まれ。アパレル/インテリア業界を経てフリーランスの営業・PRとして活動。
2016年の4月、一夜にしてほぼ全ての視力を失うも、軽やかにしなやかに社会復帰。2021年からブラインド・コミュニケーターとしての活動をスタート。見える世界と見えない世界をポップに繋ぐためのワークショップ/講演活動をしている。2025年2月よりヘラルボニーのウェルフェア事業部に業務委託として参画、研修改発や講師として携わっている。
TBS Podcast『見えないわたしの、聞けば見えてくるラジオ』パーソナリティ。
著書『見えない世界で見えてきたこと』(光文社)
ブラインド・コミュニケーター 関場理生

PROFILE
東京都立総合芸術高等学校舞台表現科、日本大学芸術学部演劇学科卒業。2歳で失明し全盲となり、自ら舞台に立つほか、視覚障害者向けの観劇サポートに携わる。
また、「ePARA Voice(イーパラ ボイス)」や「みみよみ」に所属し、ナレーターとしても活動。
近年、「スーパーパントマイムシアターSOUKI(ソウキ)」に入団し、2024年 「銀河鉄道の夜」に出演。
舞台俳優としては、2021年 『テンペスト~はじめて海を泳ぐには~』」(総合演出:ジェニー・シーレイ)、2022年 手話裁判劇『テロ』(演出:ピンク地底人3号)、2024年 舞台『家電の王子さま』(作・演出:ピンク地底人3号)に出演。