衛星放送チャンネル BSスカパー！「Bizトーーク！#13 さあ、ホストクラブに行こうか！」（2018/06/04放送）にて、手塚マキが出演しました。
今注目されている分野をその業界の経営者たちが詳しく多角的に解説する経済番組。
歌舞伎町ホストクラブ経営者3名がゲスト出演。
ネガティブな印象をもたれがちなホストクラブ業界の時代変化や、業界発展を見据えた異業種展開やセカンドキャリア育成など新たな経営施策について語りました。
（記事中の名前はすべて敬称略）
右側のソファに座る歌舞伎町ホストクラブ経営者
左：手塚マキ（Smappa! Group）／中央：高見翔（group dandy）／右：渡邊憲（ACQUA GROUP）
（司会者男性）ナンバー1の方だと、どれくらい月に売上をあげてくるのか？
（手塚マキ）1000万円以上あげる子は歌舞伎町にはざらにいる。
（司会者女性）そういう売上を上げる人は、何がちがうのか？
（高見翔）ブランドの作り方になってくる。200万と1000万プレーヤーは、トーク力や顧客に対する求心力は変わらないが、自分の見せ方という部分、演出力に差が出る。
（高見翔）今のホストはみんな知識を持っている。
みんなで一緒にあがっていこうとする。スタッフ同士仲がよい。
みんなで巻き込む、みんなの協力を得られなければ1000万円には届かない。
（司会者女性）ホストクラブに行ったことが無いが、1000万出すというのはすごいですね。
（渡邊憲）逆に2万円から遊べる。座って2万円がオーソドックス。
（手塚マキ）1～2%のたくさんお金を使われる方がフューチャーされがちだが、1～3万円ぐらいの予算で通って遊ぶ場所。男性の方も来る。
（司会者女性）ホストは強引な営業をするイメージがある
（高見翔）だいぶ少なくなってきた。
昔は男性優位だったが、今はお客様がホストをコントロールするようになってきている。
（手塚マキ）今、ホストが社会的弱者。
例えば、女性のお客様がホストにだまされたと警察に訴えられると、どんな事情があろうとだいたいホストが悪いとされる。
（手塚マキ）少しでもいやなことがあれば、SNSに書けばいいし、警察に駆け込むこともできる。
何かあったときに問題を抱え込むのはホスト側。
強引なことができる時代ではなくなっている。
（司会者男性）昔、コマ劇場前からドンキホーテまで、ホストの客引きがたくさんいた。
（手塚マキ）今は全然いなくなった。
（高見翔）今はすごくうるさい。
（手塚マキ）迷惑防止条例があり、つきまとったりするだけでアウトになる。
（手塚マキ）我々にとって面倒なのが、風俗営業法による様々な制限を受ける商売であるということ。
法の下では弱者。何をやっても揚げ足をとられる。
お酒を飲んでいれば男女の間で、もめ事はやっぱりある。男には悪いホストもいる。女の子にも悪い女の子がいる。
しかし言うなれば、それはホストが悪いことをするのではなく、もともと悪い子がホストをする。
家庭環境が悪かったり、受けられるべき教育を受けられなかった、普通と言われている社会に適応できず働けなかった子たちをホスト業界は受け入れている。
社会のセーフティーネットになっている部分がある。
そういう子たちにずっと向き合ってきて、どうにかまともな人間になるように、ホストとして一攫千金を夢見させてあげるというものをずっとやってきた。
（司会者男性）どこのごろつきになっていたのかわからないような感じの人たちに、オレたちもビジネスができるんだぞと・・・・・・
（司会者女性）2万円と書いてあっても、お会計10万円というイメージだったが、全くそういうものじゃないんですね？
（手塚マキ）すぐ警察に電話した方がいいです。
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